JR東海(東海旅客鉄道)及びJR西日本(西日本旅客鉄道)は、東海道・山陽新幹線において、さらなるセキュリティの向上を目的として、客室内やデッキ通路部にも防犯カメラを増設していくことを発表した。 対象となるのは、JR東海がN700A 31編成、N700系 80編成の計111編成、JR西日本がN700A 9編成、N700系 16編成の計25編成。 2016年度から2018年度にかけては、JR東海については既存104編成+新製の7編成、JR西日本については、既存の21編成+新製の4編成に対しても、防犯カメラの設置・増設を行っていくとのこと。 なお、東海道新幹線では、6月30日に列車火災事故が起きており、7月1日にはその事故を踏まえて、国土交通省が主催し、警察庁、JR東海、JR東日本、JR西日本、JR九州、JR北海道が参加する検討会議の中で、今後の警備強化などの確認を行っていた。