piyolog Mk-II 第8回「マルウェア感染により国内混迷、慌てて対策をとる前に考えるコト」 | ScanNetSecurity
2020.08.11(火)

piyolog Mk-II 第8回「マルウェア感染により国内混迷、慌てて対策をとる前に考えるコト」

しかし、カスペルスキーが6月4日に発表した標的型攻撃のキャンペーン「Blue Termite」は大変興味深いものでした。外部の指令サーバーへ通信を行っていたIPアドレスが少なくとも300個確認され、内73%が国内のもので、この中には日本年金機構も含まれていたそうです。

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日本年金機構は機構内のPCがマルウェアに感染し、同機構が保有する個人情報の内、少なくとも約125万件が漏えいしたことを6月1日に発表しました。これまでも複数の組織で標的型攻撃による被害を受けたことは発表されていましたが、政府組織において外部への情報漏えいの実被害が確認されたインシデントは初めてではないかと言われています。

日本年金機構の情報漏えいの原因究明のために設置された第三者委員会は、第1回会合が6月17日に開催されたばかりです。今回のインシデント、そしてその後日本各地で発表騒ぎとなったマルウェア感染や不信通信の発生について、関連性も含めてまだ明らかとなっていない部分はありますが、今までに公開された発表・報道の内容を振り返りつつ、対策として取り上げられることの多い「訓練」についても考えます。

《piyokango》

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