インターネットの普及と発展は、そのままネットの脅威の広がりでもある。毎日のように発見される脅威は、より巧みになり、検知と対策を困難なものにしている。今回、防衛大学校 情報工学科で教鞭を執る中村康弘教授に、最近の研究成果を中心に話を聞いた。(聞き手:作家 一田和樹)●教務と実務(計算機センター運営)の二足のわらじを20年以上一田本日は、中村先生が最近研究なさっている内容を中心に最新のサイバーセキュリティの動向についてお話を伺えればとおもっております。まず、最初に先生のプロフィールについて簡単に教えていただけますでしょうか。中村1987年に防衛大助手として着任して以来、教務とともに計算機センターの運営にもかかわってきました。当初は私ひとりしかいなかったんですが、今では10人以上が運営に携わっています。2千人近い学生がそれぞれ自分のパソコンを持ち、ネットワークに接続しているのですから、昔に比べると業務量もかなり増えています。現在は、学科長を拝命している関係でセンター運営からは離れていますが、かれこれ20年以上は二足のわらじを履いていたことになります。一田その間にはかなり変化があったと思います。特に印象に残っているターニングポイントのようなものはありますでしょうか?中村2000年を境にして大きく変わりました…※本記事は2015年6月22日配信の Scan PREMIUM に全文を掲載します
Duqu 2.0:Kaspersky を攻撃した「ターミネーター」はイスラエル発かもしれない~情報セキュリティ界の大物たちの意見は異なっているが――それが国家的な作戦であることは間違いないようだ(その 1)(The Register)2015.6.18 Thu 8:30