Hacker in the Rye ハッカーの夢見た社会 第6回「ハッカーを追い続けた『語り部』の存在とは」 | ScanNetSecurity
2020.06.05(金)

Hacker in the Rye ハッカーの夢見た社会 第6回「ハッカーを追い続けた『語り部』の存在とは」

レビーは「ハッカーズ」出版の後、アメリカ政府とハッカーの戦いを暗号を軸に鮮やかに描き出す。ハッカーはハッカーだけでは成立しない。これはハッカーに限らず、あらゆる分野に適応される原理だ。強烈な個性には支援体制が必要だ。

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前回の連載は人工知能の研究史から、最新の日本人研究者について論じた。日本において独自に発展してきたロボットと人間の関係をみるにつけ、日本だからこそなし得る人工知能やロボットの新たな発展可能性があるのではなかろうか。興味は尽きることがない。

今回は、コンピュータの発展に伴い現れたハッカーたちの姿を論じてきた、一人のジャーナリストに着目したい。

●ハッカーを追跡した「ハッカーズ」

彼の名はスティーブン・レビー。1951年生まれのこのアメリカ人は、大学卒業後、音楽誌などに携わる一方、コンピュータ関連の雑誌記者としても活動する。そんななか、1984年に140名以上のハッカーへのインタビュー調査に基づき、ハッカーとはなにかを論じた。「ハッカーズ」と題されたその著書において、現在まで続くハッカーに共通する倫理「ハッカー倫理」をレビーが提唱したこともあり、同書はすでに古典的名著と呼ばれている…

※本記事は本日配信の Scan PREMIUM に全文を掲載しました
《塚越 健司》

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