警察庁は5月13日、2014年中の「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況などについて発表した。これによると、2014年に同センター(IHC)が受理した通報件数は150,352件(前年比19,632件増)、違法情報は35,013件(同4,642件増)、有害情報は3,874件(同446件増)であった、警察への通報件数は17,189件(同1,841件減)となっている。IHCからサイト管理者等に対して削除を依頼した違法情報8,303件(前年比4,493件減、35.1%減)のうち7,890件(同4,451件減、36.1%減)が削除、有害情報866件(同396件減、31.4%減)のうち564件(同400件減、41.5%減)が削除した。類型別では「わいせつ物公然陳列」が28,502件でもっとも多く、「児童ポルノ公然陳列」(2,584件)、「出会い系サイト規制法」(1,146件)、「規制薬物の広告」(1,019)件と続いた。ただし、「売春目的等の誘引」が279件と前年(102件)より3倍近くに増加している。