まさに明日(米国時間の4月23日)プレスリリースされる「Fireware OS11.10」を紹介させてください。この最新版は、2つのコンセプトに焦点を当てています。まず1つめは「Time and Data Usage Policy」です。これは組織がスタッフに対して、ある程度の自由を許しながら、企業の利益を守るものです。
面白いでしょう。もう1つの面白い機能は、「Name is not Numbers」です。これまでのIT界では、セキュリティ製品のルールとして、ポリシーに記せるのはドメイン名ではなくIPアドレスと決まっていました。それは、たとえば、Microsoftのような巨大なサイトの場合、「xxxx.microsoft.com」や「yyyy.microsoft.com」など多くの形に分かれていますから、これらの全てがIPアドレスで書かれている場合、参照するのが大変です。そのうえアドレスが変わることもあるので、あとで混乱しやすい。しかしポリシーにドメイン名を書き込むことができるようにすることで、「Firewall 11.10」ではそのような心配する必要をなくしました。