ファイア・アイ株式会社は4月24日、同社の標的型対策(APT)製品の「中堅企業導入支援パッケージ」の提供を開始すると発表した。これは、取引先の中堅企業を侵入経路として知的財産の窃取を狙うサイバー攻撃が確認されていることと、マイナンバー制度の運用が開始されることから、今後は中堅企業に対する標的型サイバー攻撃が増大することが懸念されるため、中堅企業に向けて低価格設定で製品を提供する導入支援パッケージを展開する。具体的には、中堅企業を対象にアプライアンス型セキュリティ製品「FireEye NXシリーズ」のNX900、NX1400、NX2400および電子メール脅威対策プラットフォーム「ETP Cloud」について新たに低価格体系を設定する。販売は4月24日より開始され、製品はすべての販売代理店より提供される。