株式会社ラックは4月23日、株式会社ピー・アール・オー(PRO)との提携により合弁会社を設立することについて、基本合意することを取締役会で決議したと発表した。ラックは情報セキュリティ事業だけでなく、システム開発事業においてもITサービスを提供している。一方、PROでは特徴のあるユーザインタフェースによるスマートフォン向けWebサイトやECサイト構築などのサービスを提供している。両社は、5月中に合弁会社「株式会社ジャパン・カレント」を設立する予定。新会社では、ラックの情報セキュリティやシステム開発における経験、実績、研究で培われたノウハウと、PROの企画・開発力、広告基盤を活かすことにより、多様化した顧客ニーズに対応するO2Oをはじめとする各種ソリューションサービスを提供する。資本金は3億円で、出資比率はラックが70%、PROが30%となる。