サイバー犯罪者同士が互いを攻撃するケースを確認、「APT戦争」の兆しか(カスペルスキー) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.23(月)

サイバー犯罪者同士が互いを攻撃するケースを確認、「APT戦争」の兆しか(カスペルスキー)

脆弱性と脅威 脅威動向

株式会社カスペルスキーは4月15日、サイバー犯罪者同士が互いを攻撃するという極めて珍しいケースを確認したと発表した。これは、Kaspersky Labの調査分析チーム(GReAT)が発見したもの。主にアジアの政府組織や外交機関を攻撃対象にしている小規模なサイバースパイグループHellsingが、2014年に別のサイバー犯罪グループからスピア型フィッシングメールの攻撃を受けたことをきっかけに、反撃を開始したという。

アジア太平洋地域の組織を攻撃するサイバースパイグループであるNaikonの活動を調査する中で、スピア型フィッシングメールに添付された悪意あるファイルによって、Naikonがシステムへの感染を試みる攻撃をしていた組織のうちのひとつが、Naikonの活動を突き止めていたという事実がアナリストの目に留まったという。HellsingはNaikonグル―プの正体を突き止めたのち、同グループに関する情報を収集しようとしていたと考えられるとしている。Kaspersky Labでは、これがサイバー犯罪活動における新たなトレンド、標的型攻撃(APT)戦争の兆しであるとしている。
《吉澤 亨史》

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