独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月14日、RichFacesが提供するJavaServer Faces(JSF)向けに Ajax 機能を持つコンポーネントを提供するライブラリ「JBoss RichFaces」に任意のJavaコードが実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは7.5。「JBoss RichFaces 4.5.4 より前のバージョン」には、do パラメータの処理が原因で任意の Java コードが実行される脆弱性(CVE-2015-0279)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工された入力を処理することで、サーバ上で任意の Java コードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。