2月の特殊詐欺状況を発表、1月とほぼ同水準で推移(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.03.30(土)

2月の特殊詐欺状況を発表、1月とほぼ同水準で推移(警察庁)

警察庁は、2015年2月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
警察庁は4月1日、2015年2月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、2月の特殊詐欺の認知件数は1,228件(1月は1,099件)で、このうち振り込め詐欺の認知件数は1,126件(同1,010件)で、このうち1,029件が既遂(同946件)、被害総額(既遂のみ)は27億5,410万円(同30億3,363万円)、検挙件数は369件(同163件)、検挙人員は233名(同126名)であった。オレオレ詐欺では、認知件数が492件(同401件)、このうち422件(同351件)が既遂、被害総額は13億2,090万円(同11億7,041万円)、検挙件数は217件(同90件)、検挙人員は113名(同90名)となった。

架空請求詐欺の認知件数は367件(同321件)で、このうち342件(同307件)が既遂、被害総額は11億3,253万円(同15億3,079万円)、検挙件数は76件(同30件)、検挙人員は61名(同13名)となっている。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が130件、「情報購入代金等名目」が24件、「訴訟関係費用等名目」が21件であった。このほか融資保証金詐欺が46件(同47件)で被害総額7,792万円(同5,950万円)、携帯電話端末詐欺が85件(同23件)などとなっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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