チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は3月25日、文書ファイル経由のマルウェア感染を未然に防ぐ新ソリューション「Check Point Threat Extraction」を発表した。同ソリューションは、文書ファイルから瞬時にマルウェアを取り除き、無害化したファイルを内部ネットワークのユーザ宛てに転送するというもの。Next Generation Threat Preventionの新パッケージとなるNGTXの一部として、2015年第2四半期より受注が開始され、各国のチェック・ポイント正規販売代理店を通じて購入できる。同ソリューションは、アクティブ・コンテンツや埋め込みオブジェクトなど、悪用可能なコンテンツをすべて抽出したうえで、危険性のない100%安全なコンテンツだけで文書を再構成するという手法によって、既知および未知のマルウェアからネットワークを保護する。攻撃発生時にその事実を素早く把握できることも特長。さらに、Check Point Threat Emulation、Anti-Bot、IPS、Antivirusの各Software Bladeと組み合せることで、マルウェアを検出して完全に可視化することができる。
【Security Days 2015】プライベート用のスマートフォンで会社と同じセキュリティ・ポリシーに準じた通信を確保(チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ)2015.3.12 Thu 8:00