チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは5・6日に開催された「SecurityDays2015」にて、「Check Point Capsule Cloud」を出展した。 会社内のセキュリティ・ポリシーをモバイルデバイスにも適用するというコンセプトの製品で、個人で所有するプライベート用のスマートフォンやタブレットを業務用途で使う場合でも、会社と同じセキュリティ・ポリシーに準じた通信を確保できる仕組みとなっている。 昨今では、パソコン以外でもノートパソコン、スマホ、タブレットなどモバイル端末を使って仕事を行う人も増えてきたが、情報流出への懸念から、会社のパソコン以外での作業を禁じている企業も少なくない。 本サービスを使えば、会社のセキュリティポリシーに合わせたモバイル端末の業務用途での安全な利用が可能になり、同社の「Check Point Security Management」と連携させることでログの一元管理もできる。 運用方法は、まずスマートフォンなどのモバイル端末に専用アプリをインストール。アプリをインストールしたモバイル端末では、通信時に「Check Point Capsule Cloud」を経由させ、不審なファイルや不正なWebサイト、ボット脅威などが端末に到達する前に阻止される仕組みだ。 業務使用時のみアプリを経由させるといったことも手軽にできるため、個人所有のモバイル端末を使用する場合でもセキュリティを確保できる。対応プラットフォームはiOS、Android、Windows、Mac OSとなる。