アイルランドの Dublin Rape Crisis Centre(編集部註:性的暴行を受けた男女の救済や精神的ケアを目的とした国営機関の危機管理センター。国内に 18 の施設を持ち、24 時間の相談ホットラインや一対一のカウンセリングなどを行っている)のウェブサイトでは、トップページに ISIS の黒い旗が表示され、また「(このページは)ISIS がハッキングした。我々はどこにでもいる」というメッセージが表示されるように改ざんされた。同じハッキング行為の一環で、そのサイトのページに植えられた Flash オーディオプラグインでは、アラビア語の歌が流された。
月曜(編集部註:2015 年 3 月 9 日)の朝には、同サイトは通常の状態に戻り、同時に Dublin Rape Crisis Centre の公式ツイッターアカウントは、その攻撃が具体的に彼らを標的としたものではなく、「WordPress ハック」によるものだと説明した。