東京ビックサイトで3日から6日までセキュリティショーと同時開催されている「リテールテックJAPAN2015」で、NECは「店舗映像監視サービス」を参考出展した。同サービスは映像監視システムとネットワーク対応レコーダーをセットにしたクラウド型。単なる映像監視だけでなく、さまざまなデータ活用が可能だ。 同サービスは、先進的な同社の顔認識技術を活かし、店内の様子を複数台のカメラで録画、同時にリアルタイムで顔認識からあらかじめ紐付けした顧客や店員の名前や情報が表示される。これにより、たとえばVIP客が来店したときなどはすかさず対応することができるほか、過去にトラブルのあった客などもわかる。 また、店内の様子を複数台のカメラで記録するので、不審者の検知にも役立ち、店の防犯レベルが向上するという。同社ではこのサービスを今年度下期より順次サービス開始予定だ。