独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月27日、株式会社ウェブクリエイトがKENT-WEBブランドで提供する掲示板ソフトウェア「Joyful Note」および「Clip Board」にファイル操作に関連する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは7.5。「Joyful Note Ver 5.21 およびそれ以前」には、ファイル操作に関する脆弱性(CVE-2015-0889)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にサーバ上の任意のファイルを削除されたり、任意のファイルを作成される可能性がある。また、「Clip Board Ver 4.02 およびそれ以前」には、任意のファイルを削除される脆弱性(CVE-2015-0888)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にサーバ上の任意のファイルを削除される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。