Butterworth氏が、日本のICS/SCADAセキュリティについて思っていることはまだある。「制御システムやIoTのセキュリティを考える上での国産ソリューションの重要性です。残念ながら、日本国内のメジャーなセキュリティベンダーの多くは海外企業ですよね。国内のセキュリティベンダーもがんばっていますが、ICS/SCADAセキュリティの領域において純国産のソリューションは決して多くないでしょう。」じつは、Butterworth氏がSoliton Systemsに合流したのは、日本において国産のセキュリティソリューションの開発を後押しする目的があるという。それが可能な立場にあり、可能性がある企業として同社を選んだ。自身のキャリアや知見によって、重要インフラセキュリティのギャップを埋め、国産ソリューションの開発をサポートするためだ。国産ソリューションにこだわるのは、ICS/SCADAなど重要インフラに関わるセキュリティを他国の技術に頼らずに実現することは国防上の意味もあるからだろう。米国で軍や重要インフラのセキュリティに携わった氏ならではの考え方といえる…※本記事は本日配信のScan有料版に全文を掲載しました
ハッカーがデモ用の油井で「破壊的惨事」を誘発~「つまらないほど簡単な」SCADA のエクスプロイト、液体装置のサイバーアルマゲドンは間近に起こりえると示唆(The Register)2013.8.16 Fri 8:30