独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月19日、Ceragon社が提供する「FibeAir IP-10」にrootパスワードがハードコードされている脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは10.0。なお、現在のところ対策方法は公開されていない。「FibeAir IP-10」には、マニュアルに記載されていないrootアカウントのパスワードがハードコードされている脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によりssh、telnet、コマンドラインインタフェースまたはHTTP経由でアクセスされ、当該機器の管理者権限を取得される可能性がある。JVNでは、当該製品のユーザはCeragonに連絡し、修正を依頼するよう呼びかけている。