モバイルアイアン・ジャパンは1月7日、「2015年のエンタープライズモバイルにおける7つの予測」を発表した。この予測は、米MobileIron社の戦略担当バイスプレジデントであるOjas Rege氏によるもの。過去15年間、モバイルは第1世代のモバイルアプリケーションとコンテンツデリバリ機能を使って、主としてコミュニケーション改善のためにエンタープライズ内で活用されてきた。2015年には、エンタープライズモバイルの主な目的が効率化からトランスフォーメーション(変革)に移行するため、この第1段階は終了する。これによって、各組織でのコンピューティング環境が根本的に変わるような、ブレークスルーが発生すると予測している。2015年に予想される7つの大きな変化は以下の通り。1:収益源になっているビジネスプロセスがモバイルに移行2:Windows 10がPC経済の終焉を助長3:テクノロジー業界では「モバイル優先」のための再編が始まる4:ウェアラブルによって「データスナッキング」が実現5:モバイルデバイスがライフクリティカルになることで、プライバシー面での問題による痛手が大きくなる6:モバイルはビッグデータのフィーダーシステムになる7:モバイル分野での成功がCIOの職務要件のトップ3にランクインする