Hacker in the Rye ハッカーの夢見た社会 第2回「スノーデンと内部告発」 | ScanNetSecurity
2020.01.22(水)

Hacker in the Rye ハッカーの夢見た社会 第2回「スノーデンと内部告発」

スノーデンはアメリカを愛し、愛国的であるからこそ、母国が行っている非民主的な監視行為やプライバシー侵害が許せなかったのである。これは、ウィキリークスにイラク戦争関連の情報を提供し逮捕された、ブラッドリー・マニング上等兵とも共通する。

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内部告発は危険な行為だ。語ることで地位や名誉、職や時に生命さえも犠牲にしかねないその行為を、人はなぜ行うのか。その動機はひとえに己の「倫理」である。ハッカー倫理の継承者であり、愛国に燃えた青年の内実に迫りたい。

● NSAの盗聴暴露

事の発端は2013年6月、英ガーディアン紙や米ワシントン・ポスト紙がNSA(米国家安全保障局)極秘で開発した監視プログラム「PRISM」の存在をはじめとして、一連の実態を暴露した。暴露したのは中央情報局(CIA)で働いた後にNSAとの提携企業で働き、当時現職で実際のNSAの現場を知り尽くしていたエドワード・スノーデン(1983~)である。

暴露内容はすさまじい…

※本記事はScan有料版に全文を掲載しました

(塚越健司)

プロフィール
1984年生まれ。学習院大学非常勤講師。専攻は情報社会学、社会哲学。
著書に『ハクティビズムとは何か』『「統治」を創造する(編著)』『日本人が知らないウィキリークス(共著)』など多数。TBSラジオ『荒川強啓デイ・キャッチ!』月曜ニュースクリップ担当としてレギュラー出演中。
《塚越健司》

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