NTTソフトウェア株式会社は11月27日、異なるネットワーク間の端末同士でも安全にデータの受け渡しを実現する「Crossway/データブリッジ」の予約受付を2014年12月15日より開始すると発表した。業務データの受け渡しには、従来からUSBメモリや紙媒体が使われているが、USBメモリは大量のデータを手軽に持ち運べる反面、紛失や作業者の不正行為による情報漏えい事故・事件も相次いでおり、企業の信用を失墜する危険もはらんでいる。本製品は、時間のかかる管理や承認行為を効率化し、作業時の上司確認などを必要とせず、不正なデータの持ち出しを防ぐことができるというもの。手のひらサイズの筐体に「送信」と「受信」の2つのUSBポートを備え、送信端末から入力されるデータを特殊な技術でフィルタリングし、安全に受け渡すことが可能になる。NTTアクセスサービスシステム研究所が開発し、NTTソフトウェアが製品化、販売を開始する。価格はオープンプライス。