2013年の国内DLP市場は51億円、2018年には95億円に拡大(IDC Japan) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

2013年の国内DLP市場は51億円、2018年には95億円に拡大(IDC Japan)

IDC Japanは、2013年の国内DLP(Data Loss Prevention:情報漏えい対策)市場規模実績と、2018年までの予測を発表した。

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IDC Japan株式会社は11月19日、2013年の国内DLP(Data Loss Prevention:情報漏えい対策)市場規模実績と、2018年までの予測を発表した。同社の情報セキュリティ市場定義では、DLP市場はセキュアコンテンツ・脅威管理市場に含まれるサブマーケットとなり、データの移動時や利用時にデータを検出・ブロックするネットワークDLP、クライアントPCやサーバなどエンドポイント上の機密データの利用を検知・制御するホストDLPと、機密データの格納場所をスキャンするディスカバリーDLPなどの製品を対象としている。また同市場には、ソフトウェア製品とアプライアンス製品が含まれる。

2013年の国内DLP市場の市場規模は51億円で、前年比成長率は19.9%であった。また同市場は、巧妙化する標的型サイバー攻撃やモバイルデバイスの利用増大による情報漏えいリスクの高まりから、2014年以降もPCやサーバー、モバイルデバイス上での情報漏えい対策である「ホストDLP」の需要が高く、市場拡大をけん引するとみている。同市場の2013年から2018年における年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は13.3%で、市場規模は2013年の51億円から、2018年には95億円に拡大すると予測している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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