独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月19日、Bump Technologies, Inc.が提供する、連絡先の情報などを交換するためのAndroid向けアプリケーション「Bump」に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Android版 Bump」には、暗黙的 Intent の扱いに関する脆弱性(CVE-2014-5320)が存在する。この脆弱性が悪用されると、Bumpで取得した連絡先情報の一部が、不正な Android アプリケーション経由で第三者に漏えいする可能性がある。開発者によると、Bumpの開発は終了している。このためJVNではBumpの使用を停止するよう呼びかけている。