独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月9日、Netgearが提供するスイッチ製品の設定ツール「ProSafe Plus Configuration Utility」に管理パスワード漏えいの脆弱性(CVE-2014-4864)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、現時点で対策方法は公開されていない。「ProSafe Plus Configuration Utility」のスイッチ設定のバックアップ機能には、バックアップファイルに端末の管理パスワードを平文で保存する脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、バックアップファイルにアクセス可能な第三者により、端末の管理パスワードを取得される可能性がある。JVNでは、バックアップファイルへのアクセスを制限することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。