独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月5日、Arrisが提供するケーブルモデム「Touchstone DG950A」に情報漏えいの脆弱性(CVE-2014-4863)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、現時点で対策方法は公開されていない。「Touchstone DG950A ソフトウエアバージョン 7.10.131」は、デフォルト設定でSNMPを有効にしている。また、既知のSNMPコミュニティ名を使用しているため、ユーザ名、パスワードおよびWiFiの鍵などの情報を漏えいする脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に、機器に設定されたユーザ名、パスワードおよびWiFiの鍵など機微な情報を取得される可能性がある。