株式会社シマンテックは8月5日、パートナー企業4社(デル株式会社、富士ゼロックス株式会社、株式会社富士通マーケティング、リコージャパン株式会社)とともに「不正送金マルウェア対策イニシアティブ」を発足させたと発表した。本イニシアティブは、オンラインバンキングを使用する日本全国の中小企業を対象に、不正送金に関する情報共有と問題意識の向上を促進する目的で立ち上がった日本初の試みとなるもの。本イニシアティブの一環として、日本全国の中小企業を対象とした、不正送金に特化した専用相談窓口を開設する。さらに、パートナー企業4社は中小企業への啓発活動として、脅威の現状と不正送金への対策に関する情報提供を行うセミナーを全都道府県で実施する。このほか、マルウェア検体提出窓口の設置、専用Webページにてオンラインバンキングに関連する不正送金犯罪に関する情報提供(http://www.symantec.com/jp/bank)、全国各地で不正送金対策に関するセキュリティ啓発セミナーの開催(今後1年で全都道府県で実施)、不正送金マルウェア対策ソリューションの提供などを行っていく。