クオリティソフト株式会社は7月28日、同社が提供する機密情報・個人情報保護ソリューション「QGG/eX PDS」が、マイナンバー(社会保障・税番号制度)に対応し、同日より提供を開始したと発表した。2016年1月から「マイナンバー」が行政手続きをする上で必要となるが、特定個人情報(マイナンバーを含む個人情報)は、個人情報保護法よりも厳しい保護措置が求められる。また、個人情報保護法と異なり、小規模な事業者も対応しなければならない。したがって、全ての事業者においてマイナンバーを含む特定個人情報の保護措置が求められることとなる。「QGG/eX PDS」の個人情報探査機能がマイナンバーに対応したことにより、ユーザの故意、無意識に関わらず、クライアントPCに保存してしまった特定個人情報ファイルを探査し、自動的に暗号化してファイルサーバへ移動、ファイルサーバに隔離されたファイルは、二度とローカルに保存できないポリシ付けをするという強制力を持たせることが可能。また、ファイルサーバに隔離されたファイルを編集する際には、「メール添付」「Web利用」「コピー」「印刷」を禁止することが可能なため、ファイルへのアクセス権限を持つ社内関係者であっても、特定個人情報ファイルを漏えいさせることができない安全・安心なシステムを構築することができる。