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2018.06.26(火)

攻撃が観測された脆弱性の78%が「深刻度III」の危険度--JVN登録状況(IPA)

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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月23日、2014年第2四半期(4月から6月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は1,699件で、累計登録件数が46,860件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの2件(公開開始からの累計は158件)、JVNから収集したもの145件(累計3,280件)、NVDから収集したもの1,552件(累計43,422件)となっている。

また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-264(認可・権限・アクセス制御)」が221件、「CWE-79(クロスサイト・スクリプティング)」が218件、「CWE-119(バッファエラー)」が214件、「CWE-20(不適切な入力確認)」が176件などとなっている。

登録している脆弱性対策情報に関する注目情報として、「OpenSSL、Apache Strutsなどの攻撃が観測された脆弱性の78%は危険度が最も高い深刻度III」を挙げている。今四半期はOpenSSLをはじめ、Adobe Flash Player、Internet Explorer、Apache Strutsの脆弱性に攻撃が観測され、例えばOpenSSLについては国内において情報漏えい被害が発生した。これらの製品において2009年以降に登録された脆弱性対策情報979件のうち、深刻度の最も高いレベルIIIの割合が78%を占めている。

一方、ソフトウェア全体のレベルIIIの割合は43%となっており、前述の製品における深刻度の高い脆弱性対策情報の割合が多い。このため、これらの製品利用者はアップデート時に自動更新機能を活用するなどアップデートを漏れなく実行する設定管理を行い、脆弱性が解消されているバージョンに速やかにアップデートするよう呼びかけている。なお、2014年上半期に登録されたCMSの件数は6件と激減している。
《吉澤 亨史》

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