独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月4日、Autodesk, Incが提供する3D ビジュアライゼーション ソフトウェア「Autodesk VRED」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Autodesk VRED SR1 SP8 より前のバージョン」には、Webサーバ機能が内蔵されており、Python APIが提供されている。このPython APIを通じ、VRED Professional 2014 を実行しているユーザの権限でOSコマンドを実行される脆弱性(CVE-2014-2967)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にOSコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へバージョンアップするよう呼びかけている。