NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は6月24日、クレジットカード業界による国際的なセキュリティ基準「PCI DSS」の準拠支援サービスを、日本企業としては初めてサービス提供地域を国内から海外に拡大すると発表した。本サービスでは、日系企業がグローバル展開するにあたり、PCI DSSの準拠に向けた取り組みをNRIセキュアがワンストップで支援することができるため、企業の負担を大幅に削減することが可能としている。同社は、PCI DSSの準拠条件のひとつである「外部脆弱性スキャン」を行う認定スキャンニングベンダ(Approved Scanning Vendor:ASV)として、日本企業として国内で唯一、全世界でサービスを提供開始する。国内と同様に、海外の各地に向けて「PCI DSS認定スキャンサービス」を提供し、英語あるいは日本語でスキャンレポートを発行することが可能となる。また今回、「PCI DSS 準拠審査サービス」の対象地域を、日本企業のQSAとして唯一、従来の「アジア太平洋」から「北米」まで拡大した。PCI DSS事業のグローバル展開により、同社はPCI DSS準拠支援サービスで、約20社を対象に年間4億円の売り上げを見込んでいる。
メール誤送信対策サービス「m-FILTER」と大容量ファイル共有サービス「クリプト便」を連係、高いセキュリティレベルでのファイル送信が可能に(デジタルアーツ、NRIセキュアテクノロジーズ)2014.5.16 Fri 8:00