独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月19日、Belkin社が提供する家庭用無線ルータである「Belkin N150」のファームウェアに、ディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2014-2962)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Belkin N150 ファームウェアバージョン 1.00.07 およびそれ以前」には、CGI モジュールの処理の問題が原因でディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって情報を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。