米Adobe Systems(アドビ)は5月13日(米国時間)、「Adobe Reader」および「Acrobat」のセキュリティアップデート(APSB14-15)を発表した。対象となるのは、Windows版およびMacintosh版の「Adobe Reader」および「Acrobat」のバージョンXI(11.0.06およびそれ以前)、バージョンX(10.1.9およびそれ以前)で、コード実行やセキュリティ機能の回避、情報漏えいなど複数の脆弱性が存在する。なお、今回のアップデートにより、CVE-2014-0511、CVE-2014-0512、CVE-2014-0521、CVE-2014-0522、CVE-2014-0523、CVE-2014-0524、CVE-2014-0525、CVE-2014-0526、CVE-2014-0527、CVE-2014-0528、CVE-2014-0529の11の脆弱性が修正される。