日本マイクロソフトは、Internet Explorer の脆弱性の回避策について同社ブログにまとめている。
脆弱性と脅威
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日本マイクロソフト株式会社は4月30日、Internet Explorer の脆弱性の回避策について同社ブログにまとめている。この脆弱性は、セキュリティ アドバイザリ 2963983「Internet Explorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される」で説明されているもの。個人ユーザに対しては、まず使用しているWindowsが32ビット版か64ビット版かを確認し、バージョンに合わせてVMLの無効化や拡張保護モードの有効化を行う。
企業ユーザに対しては、Windows Vista / Windows Server 2003 / Windows Server 2008を使用している場合は「EMET」の導入を検討する。これが難しい場合はVMLの無効化を実施する。これは32ビット版のWindows 7以降のOSでも同様となる。64ビット版の Windows 7 / Windows Server 2008 R2 以降を使用している場合は、拡張保護モードを有効にする。ブログでは、VMLの無効化や拡張保護モードの有効化の手順や、EMETの導入方法についても紹介している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》