独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月16日、Redmineが提供するプロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」にオープンリダイレクトの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Redmine 2.5.1 より前のバージョン」「Redmine 2.4.5 より前のバージョン」には、URLパラメータのチェックが不十分なため、結果としてオープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2014-1985)が存在する。この脆弱性が悪用されると、Redmineへのログイン時に任意のWebサイトにリダイレクトされる可能性があり、結果としてユーザがフィッシング詐欺などの被害に遭う可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。