日本マイクロソフト株式会社は4月9日、2014年4月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通りの4件で、最大深刻度「緊急」が2件、「重要」が2件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで11件。内容は以下の通り。「緊急」MS14-017:Microsoft Word および Office Web Apps の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2949660)再起動が必要な場合ありMS14-018:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(2950467)要再起動「重要」MS14-019:Windows のファイル操作コンポーネントの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2922229)要再起動MS14-020:Microsoft Publisher の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2950145)再起動が必要な場合ありこのうち、MS14-017、MS14-019は脆弱性が一般に公開されており、MS14-017(CVE-2014-1761)は脆弱性を悪用しようとする限定的な標的型攻撃が確認されている。また、企業ユーザに対しては、MS14-017(Word/Office Web Apps))およびMS14-018(Internet Explorer)について至急適用を進めるよう呼びかけている。なお、同日サポートが終了したWindows XPとOffice 2003においては最後のパッチとなる。
りそなホールディングスがOA端末3万台をWindows 8に移行、PCのドライブ暗号化技術「BitLocker」にて強固なセキュリティ環境を実現(日本マイクロソフト)2014.4.3 Thu 10:00