3月12日から14日まで韓国で開催されたネットワークと物理セキュリティの国際会議「SECON 2014」が過去最大規模である38,000人の入場者を記録した。昨年日本で開催された「情報セキュリティEXPO 2013」は開期が3日間、計11の展示会と同時開催で来場者数7万5,000人であり、韓国の人口が日本の半分以下であることを考えあわせると、同国のセキュリティに対する関心の高さがうかがえる。「SECON 2014」は8カ国から350の企業が参加し、韓国政府や自治体などが全面バックアップを行った。韓国では大規模なDDoS攻撃が何度も発生している歴史がある他、監視カメラが多数設置された映像監視技術の先進国としても知られ、東京オリンピックを控えたネットワークと物理両面の保安体制強化に伴い、今後日本の関心が高まることが予想される。