続いて登壇した、同社Global Research and Analysis Team(GReAT)日本情報セキュリティラボの所長であるミヒャエル・モルスナー氏が登壇、「Icefog」の詳細について発表した。ミヒャエル氏は、サイバー攻撃によるインシデントが増加の一途をたどっており、また政府や企業などで発生した情報漏えいの原因が、かなりの割合でハッキングが占めていると説明した。また、悪意のあるコードが埋め込まれたWebサイトも多く、同氏はボランティアで発見と警告を行っている。この3カ月で1,238のサイトを国内で発見し警告しているものの、未だに修正されていないサイトが210あるという。