Androidアプリ「出前館」にSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在、暗号通信が盗聴される可能性(IPA) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

Androidアプリ「出前館」にSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在、暗号通信が盗聴される可能性(IPA)

 IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月17日、「Android版アプリ『出前館』におけるSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性」を、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」において公表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
 IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月17日、「Android版アプリ『出前館』におけるSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性」を、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」において公表した。

 それによると、夢の街創造委員会が公開しているAndroid版アプリ「出前館」ver.2.1.0およびそれ以前には、SSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在するとのこと。

 そのため、無線LANのアクセスポイントを設置した第三者によって、中間者攻撃(man-in-the-middle attack)が行われると、暗号通信が盗聴される可能性があるという。

 IPAが届出を受け、JPCERT/CCが、製品開発者と調整を行い、今回公表された。JVNでは、最新版への更新を行うよう、注意を呼びかけている。

Androidアプリ『出前館』に通信盗聴の危険性

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×