独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月17日、R-Companyが提供するZip圧縮ファイルの解凍専用Androidアプリ「Unzipper」ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Unzipper version 1.0.1 およびそれ以前」には、ファイル名の処理が原因でディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2014-1975)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にアプリの権限でアクセス可能なディレクトリにおいて、ファイルを作成されたり既存のファイルを上書きされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。