独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月12日、横河電機株式会社が提供する統合生産制御システム「CENTUM CS 3000」の操作監視機能に複数のバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「CENTUM CS 3000」の操作監視機能には、複数のバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2014-0781、CVE-2014-0783、CVE-2014-0784)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたパケットを処理することでプロセスが停止しDoS攻撃を受ける可能性がある。場合によっては SYSTEM 権限または当該製品を実行しているユーザの権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にバージョンアップし、その後対応するパッチを適用するよう呼びかけている。