BBソフトサービス株式会社は3月10日、「インターネット詐欺リポート(2014年2月度)」を発表した。本レポートは、同社の「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーなどを分析したもの。2月のインターネット詐欺サイトの検知数は71万6,045件で、前月と比べて5.7%増加した。ネット詐欺の種類別では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが98.8%(前月比0.4ポイント増))、フィッシング詐欺サイト0.8%(同0.2ポイント減)、マルウェア感染サイト0.0%(同変わらず)、ボーガスウェア配布サイト0.2%(同0.2ポイント減)、脆弱性悪用サイト0.2%(同変わらず)を検知した。OSごとのネット詐欺種類別検知率では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合がWindowsで63.53%、Androidで99.13%、iOSで94.90%となっている。また2月は、子どもの小学校入学の準備をする人を狙ったフィッシング詐欺サイトを検知した。これは、小学校入学の準備をする時期に合わせて格安でランドセルが購入できるとうたい、情報を盗み取る手口。詐欺サイトの手口として、季節需要を見込んだサイトを立ち上げる傾向が強く、注意が必要としている。