独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月6日、SERENA Software Incが提供するプロセスベースのソフトウェア変更および構成管理ソリューション「Dimensions CM」のWebクライアントに複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点で対策方法は公開されていない。「Serena Dimensions CM 12.2 Build 7.199.0 およびそれ以前」のWebクライアントには、クロスサイトスクリプティングおよびクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性(CVE-2014-0335、CVE-2014-0336)が存在する。この問題が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、アクセスを制限することで、この問題の影響を軽減できるとしている。