株式会社東陽テクニカは2月14日、包括的な脆弱性検知ツール「Nessus」の販売元である米Tenable Network Security社と、日本国内における販売およびサポート体制を強化する方針に合意し、国内総販売代理店契約を締結したと発表した。東陽テクニカでは、情報通信測定機器事業の注力分野に位置する情報セキュリティ製品の主力製品としてNessus製品の販売を開始し、今後は同製品の販売、マーケティング活動、サポート対応など、国内における事業展開を同社が一括して行う。また、複数拠点でのNessusの統合運用を可能にする新ソリューション「SecurityCenter」の国内販売も開始した。両社は今回の提携にあたって、Tenable Network Securityが日本法人を設立し東陽テクニカの国内販売、サービスの支援を行うこと、両社のソリューションをより多くの日本顧客に提供すること、東陽テクニカがTenable Network Securityの認定トレーニングセンター開設を準備し、その開設を通じてNessusおよびSecurityCenterの日本語によるトレーニングの提供と国内ユーザに対するソリューションの提供を行うとした。