株式会社東陽テクニカは7月28日、無線LAN設計・構築・運用を支援する米Fluke Networks社製のモニタリングツール「AirMagnet WiFi Analyzer」にPCI DSS対応のレポート機能を追加し、9月1日より販売を開始すると発表した。この機能追加により、無線LANを用いた決済を行っている企業に対してPCI DSSの要件に則るデータの収集とレポート作成機能を提供し、同セキュリティ基準に準拠した無線LANの維持・構築を支援する。PCI DSSに対応する要件は、要件1「安全なネットワークの構築と維持」(1.2.3)(1.3.3)(1.3.4)(1.3.5)、要件2「システムパスワードおよび他のセキュリティパラメータにベンダ提供のデフォルト値を使用しないこと」(2.1.1)(2.2.3.b)(2.2.3.c)、要件4「オープンな公共ネットワーク経由でカード会員データを伝送する場合、暗号化すること」(4.1.a)(4.1.1)、要件6「安全性の高いシステムとアプリケーションを開発し、保守すること」(6.3.1.4)、要件8「コンピュータにアクセスできる各ユーザに一意のIDを割り当てる」(8.2)、要件11「セキュリティシステムおよびプロセスを定期的にテストする」(11.1.c)(11.3.1)となる。http://www.toyo.co.jp/file/58119_AirMagnet_PCIDSS.pdf