パロアルトネットワークス合同会社は2月13日、次世代ファイアウォールのハイエンドモデル「PA-7050」の提供を開始したと発表した。本製品は、アプリケーションの制御、IPS、AV、全トラフィックでのクラウド型マルウェア分析仮想サンドボックス「WildFire」の実行をはじめとする次世代ファイアウォール機能の主要機能を搭載。最大120Gbpsのスループットと安定したパフォーマンスを両立している。特に、セキュリティ機能を全て有効にしてもパフォーマンスへの影響が少ないことが特徴。安定したパフォーマンスにより、エンタープライズ環境のゲートウェイから社内ネットワークのセグメント化、データセンターにいたるネットワーク全体に次世代ファイアウォールのセキュリティを実装でき、またその実行においてネットワークパフォーマンスを犠牲にすることがない。本体には6つのスロットがあり、スロットにネットワーク処理カードに追加することでネットワーク容量を容易に拡張できる。