ツールの導入は進むも活用しきれていない日本--グローバル調査(プライスウォーターハウスクーパース) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.24(金)

ツールの導入は進むも活用しきれていない日本--グローバル調査(プライスウォーターハウスクーパース)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

プライスウォーターハウスクーパース株式会社は2月5日、「グローバル情報セキュリティ調査 2014(日本版)」の結果を公開したと発表した。本調査は2013年2月1日から4月1日、9,600人以上のCEO、CFO、CIO、CISO、CSO、副社長、ITおよび情報セキュリティ役員を対象に、世界規模で実施した情報セキュリティに関するオンライン調査。日本版では日本企業330社の回答をまとめている。

調査結果によると、「次年度セキュリティ投資が増加する」と回答した日本企業は20%で、グローバル(49%)の半分以下となった。また、「セキュリティ投資の効果測定を行っているか」との質問に対して、日本企業の実施率が23%にとどまっていることから、投資の振り返りや妥当性の説明を行うことができず、十分なセキュリティ予算を獲得できない状況にあると分析している。

また、日本企業はインシデント検知ツールの導入がグローバルと同水準であるものの、実際はその機能を十分に活用できていないとしている。さらに日本企業では、情報システム部門に偏ったインシデントレスポンス体制が構築されていた。また「業界内でセキュリティ情報を連携している」と回答した日本企業は15%にとどまった(グローバルでは50%)。グローバルに比べ、日本企業は業界内での情報連携が進んでいないことが明らかになっている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  2. 狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

    狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

  3. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  4. ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研)

  5. 産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

  6. セキュリティ関連機器・システム/サービス市場、需要のピークは2019年か(富士経済)

  7. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  8. IT予算に占める情報セキュリティ予算、割合は増加するも金額は減少(カスペルスキー)

  9. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  10. 最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×