プライスウォーターハウスクーパース株式会社は12月16日、企業のシステムに対するサイバー攻撃への対応支援を専任とする「サイバーセキュリティセンター」を設置し、サービスの提供を開始したと発表した。サイバー攻撃の動向に即したセキュリティ対策から、グローバルでのビジネス拡大のために必要な態勢構築まで、総合的なコンサルティングを提供する。なお、同センターには齋藤ウィリアム浩幸氏、大井哲也氏、名和利男氏の3名の外部有識者をアドバイザリーボードメンバーとして迎えた。同センターでは、インシデント発生防止のための戦略立案、各種ポリシーの評価を行う「セキュリティアセスメント」、標的型攻撃などのサイバー攻撃対応支援、システム構築支援を行う「セキュリティコンサルティング」、インシデント発生後の調査、デジタルフォレンジックを実施する「インシデントレスポンス」、グローバルの最新動向の調査・レポート作成、関係機関へのアドバイスを行う「セキュリティインテリジェンス」といったサービスを提供する。