暗号化したままでデータ分析を行う、ビッグデータ向け秘匿分析技術を開発(日立) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.03.23(木)

暗号化したままでデータ分析を行う、ビッグデータ向け秘匿分析技術を開発(日立)

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

株式会社日立製作所(日立)は1月21日、暗号化されたデータを復号化することなく、頻度集計、相関ルール分析が可能な秘匿分析技術を開発したと発表した。これは、高速検索可能暗号方式を応用することで、10万件規模の暗号化されたデータに対して約10分で相関ルールの分析を可能にするとともに、暗号化されたまま分析処理を実行するというもの。これにより、分析受託者による盗み見や持ち出しなどの情報漏えいリスクの低減を実現する。

同社が開発した秘匿分析技術は、複数の分析キーワードが暗号化データベース中に出現する頻度を求め、それらを比較して相関ルールを調べるもので、同社が2012年3月に開発した検索キーワードとデータベースを暗号化したまま検索できる高速検索可能暗号方式を応用している。また、高速検索可能暗号方式は共通鍵暗号をベースに設計されており、公開鍵暗号をベースとする検索可能暗号方式に比べ約1,000倍の速度で分析処理を行う。同社は今後、より安全なビッグデータ分析の実現に向け、2014年度中に医療分野での実証試験を行い、2015年度中の実用化を目指すとしている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

製品・サービス・業界動向 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. ゲーム形式の対サイバー演習のオンライン版を提供開始(カスペルスキー)

    ゲーム形式の対サイバー演習のオンライン版を提供開始(カスペルスキー)

  2. IoT セキュリティ 6 つの課題、ルーマニアの技術が生んだ新市場

    IoT セキュリティ 6 つの課題、ルーマニアの技術が生んだ新市場

  3. 兵庫県警の捜査官をSOCに受け入れ、サイバー関連の知識・技術向上を目指す(IIJ)

    兵庫県警の捜査官をSOCに受け入れ、サイバー関連の知識・技術向上を目指す(IIJ)

  4. 日本発のクラウドセキュリティ認証がISO 27017として発行、ISMS認証も対応(JIPDEC)

  5. フリーWi-Fi利用時に独自のVPNを使用し通信を保護するスマホアプリを発売(トレンドマイクロ)

  6. 加盟店はカード情報の非保持化あるいはPCI DSS準拠--実行計画まとまる(クレジット取引セキュリティ対策協議会)

  7. 5,000ユーザの「Microsoft Office 365」環境に「CAS」を導入(トレンドマイクロ)

  8. 未知のマルウェアを検出した際に、速やかにインシデント解析するサービス(MOTEX、ラック)

  9. 顔認証システムの現状、顔写真を使った「なりすまし」も3Dデータ照合で防ぐ

  10. 自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×