独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月20日、Dellが提供する「Dell PowerConnect」など複数の製品にDoS攻撃を受ける脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点で対策方法は公開されていない。「Dell PowerConnect 3348 version 1.2.1.3 およびそれ以前」「Dell PowerConnect 3524p version 2.0.0.48 およびそれ以前」「Dell PowerConnect 5324 version 2.0.1.4 およびそれ以前」「Dell OpenManage web application version 2.5 Build No. 1.19 およびそれ以前」「Dell GoAhead web server」には、不適切な入力確認の不備が原因でDoSの脆弱性(CVE-2013-3594、CVE-2013-3595、CVE-2013-3606)が存在する。この脆弱性が悪用されると、攻撃者にスイッチをクラッシュされたり応答不能にされる可能性がある。JVNでは、アクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。