株式会社KADOKAWAは1月16日、同社ホームページの一部が第三者からの不正アクセスにより改ざんされていたことが判明したと発表した。これは1月7日0時49分から1月8日13時7分の間、http://www.kadokawa.co.jp/のサイトにおいて「Infostealer.Torpplar」と呼ばれる不正なプログラムが書き込まれていたというもの。現在は被害を受けたサーバのセキュリティ強化を対策済だという。Oracle Java(CVE-2012-0507、CVE-2013-0422、CVE-2013-2465)、Microsoft Windows(CVE-2012-1889)、Adobe Flash Player(CVE-2013-0634)の脆弱性のいずれかを有しているユーザがサイトを閲覧した場合、このプログラムが自動的に実行される可能性がある。なお、本件に伴うユーザの個人情報流出などは、現在のところ確認されていないとしている。